医療情報男の日記

病院で医療情報システムの保守運用の仕事をしています。

業務委託と派遣の両方を経験して感じたこと

210日ぶりの更新です・・・。

 

今の常駐先の病院も、早いもので半年が過ぎました。

 

今の常駐先と、前の常駐先で何が違うかというと、やはり「雇用形態の違い」です。

今の常駐先は、「派遣契約」、

前の常駐先は、「委託契約」(業務委託)です。

 

半年間、派遣契約の縛りのなかで働いてみて、両方のメリット・デメリットが多少見えたように思えます。

 

派遣契約のメリット

指揮命令系統が分かりやすい

病院のシステム担当職員さんが指揮命令権を持っています。他部門の職員さんから、もし無理難題を言われたとしても、システム担当職員さんの権限で、お断りすることができます。

よく言えば、「守ってもらえる」ということでしょうか。

 

派遣契約のデメリット

個人的にやりたい仕事が通りにくい

自分のやりたい仕事があったとしても、それはシステム担当職員さんの許可がないと任せてもらえません。自部門で完結できる業務は、わりと通りやすいのですが、特に他部門と関わる業務となると、あとでシステム部門に責任を押し付けられる可能性もあり、なかなか難しいところです。

 

委託契約のメリット

ある程度、個人の采配で動ける

規模の大きな業務はもちろん難しいでしょうが、日常のシステムトラブルの対応であったり、簡単なプログラムやツールを使って、他部門の業務を助けたりなどは、前の病院でよく行っていました。

 

委託契約のデメリット

業務を遂行することに責任を負う

個人の采配で動くぶん、その責任は当然自分で追わなければいけません。個人の判断で深追いした仕事があり、その障害対応の泥沼にハマってしまったこともありました。深みにハマりそうな案件があったら、危険を察知し、周囲に相談するようにしないといけません。