医療情報男の日記

病院で医療情報システムの保守運用の仕事をしています。

Windows Server 2016にタスクを仕込むときに「.」を入れない

先日、お客さん先に導入したサーバ「Windows Server 2016」に、毎日深夜に実行させるバッチファイルを仕込もうとしたときです。

 

バッチファイルの名前が「test0.1.bat」としていると、どうやら実行されないようです。

「.」の文字が間にあると、タスクスケジューラが拡張子を判断できず、何も処理されませんでした。

「test.bat」に名前を変更したバッチにすると、正しく実行されました。

 

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プログラム実行時のパス名に「.」という文字があるとエラーになるのは、他のWindowsのプログラムでもあり得るかもしれません。

今後は気をつけねば。

 

 

原因と結果の法則

先日、職場の27歳の男の子から、LINEでこっぴどく怒られてしまいました。

僕が預かっていた給与明細書(中身は見えない状態)を、彼の机の上に置いておいたのですが、「客先で見られたくないものを見えるところに置かないでほしい」とのこと。

 

確かに、デリカシーに欠けることをしてしまったと反省したのですが、そのLINEの内容が僕にとってはけっこうトゲが強く、若干凹んでおります。

 

それはもう、ウニかっていうくらい。

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こちらは良かれと思って彼のぶんの給与明細書を預かったわけですが、せめてそれに対してのお礼の一言は欲しかったと思います。

業務連絡のメールもほとんど返事がないので読んでくれているのか分からないし、お客さんの病院に同行したときも、作業用のPCや備品を半分持ってくれることもない。

今の20代の子は、みんなこんな感じなんだな、と割り切っています。

 

また、そんな彼を見て、自分の20代の頃を思い出しました。

 

彼と同じちょうど27歳のころが、いちばんトゲが鋭かった気がします。

 

その頃は、仕事をある程度覚えてソツなくこなせるようになったというのもあったのでしょう、態度も大きく、礼節を欠く言動が目立っていたので、よく職場の人ともよく衝突しました。

それにその頃は、色白で背が低い風貌がコンプレックスで、人にナメられたくない!という思いも強かったのだと思います。

 

 

 

そんな僕も38歳になって、だいぶ丸くなりました。(それでも礼節を欠くことは多いですが・・・)

 

自分が丸くなったな、と感じたきっかけは、周囲との人間関係です。

 

20代の頃に比べ、周りの人達が圧倒的に親切になったのです。遊びや飲みのお誘いが増えたり、地元の勉強会のお手伝いに誘われたり、客先でもしょっちゅうお茶やお菓子をいただいたり・・・。

 

なんで自分の周りには、こんな親切でいい人達ばかりなんだろう、20代の頃には、周りにこんな人達はいなかったのに・・・。と、長らく疑問に思っていました。

 

あるときふと気づいたのは、「人はその人の態度、振る舞いをみて、対応を変えてくる」という点です。

 

それに気づいたとき、とても腑に落ちたのです。

 

自分の周りにいい人が増えたのではなく、自分がそうさせていたのだ、と。

 

そのときようやく、ジェームス・アレン著の「原因の結果の法則」に書いてあったことは本当だったのだと実感しました。

環境が 人を作るのではありません。 環境は私たちに、 私たちがどんな人間であるかを 教えてくれるだけなのです。

著書の一節に、これがあったのですが、この本を買って読んだとき(奇しくもちょうど27歳のとき)はちょっと何言ってるか分かんない状態でした。

 

読んだときは理解できなくても、何年か経ってはじめてその真意を理解できる、ということもあるんですね。

 

 

 

重松清著「ブランケット・キャッツ」読了

ブランケット・キャッツ (朝日文庫)

ブランケット・キャッツ (朝日文庫)


猫を二泊三日レンタルできる店と、そのお客さんの話。
2017年夏にドラマ化されて、その内容が面白かったので原作も読むことにしました。

個人的には、中学生男子の話と、25歳フリーター男子の話が良かった。ここはドラマのほうも好きな話で、自分の若い頃を思い出しました。

一話完結のオムニバスストーリーですが、内容が薄いわけではなく、むしろ借り猫を媒介にして話が加速するところもあって、読んでいて全く退屈しません。

大長編の小説も良いですが、たまには一話完結をたくさん読むのも良いですね。

「医療現場の行動経済学」読了

 

 

大竹文雄氏著「医療現場の行動経済学」を読みました。

 

内容からして、主に医師向けの書籍です。サラリーマンの僕が読んでも得るものがないかも・・・、と思っていましたが、全くそんなことはなく。患者の立場として読んでも十分楽しめました。

 

 

患者のバイアス、医師のバイアス

 

医師が患者に治療方針を伝えたとき、患者はどのような心理で、自身の治療方針を決めるのか。

患者自身の年齢や生活環境によって、様々な「バイアス」(偏り)が働くため、本人にとって本当に最適な治療を見いだせないことがあるそうです。

そして、その医師自身も、自分では無意識であっても、診断結果の伝え方や治療方針の選択肢提示を患者ごとに使い分けている、とのこと。

昔のようなパターナリズム(父権主義)の時代ではなく、インフォームド・コンセント(十分な説明と合意)が重要とされている昨今。

それでも、医師は説明の仕方ひとつで、患者の意志決定を意図的に誘導することができてしまいます。

実際、自分が患者として医師の診察を受けたとき、「この先生は何かしらの意図があって、実は自分にとって最適ではない治療方針に誘導しているのでは?」という猜疑心が芽生えてしまったことは、過去にありました。

事実、「往々にして医師と患者のすれ違いは起きるもの」と、著者は述べています。

 

後悔感情について

 

本の中で特に印象に残ったテーマは「どうすれば遺族の後悔を減らせるのか」でした。

がん患者が死去したあと、残された遺族が抱く後悔にはどういうものが多いか、また後悔感情そのもの基本構造についても触れています。「負の感情のなかで、最も日々経験するのは後悔感情」という一文には、目からウロコというか、妙に納得させられてしまいました。

 後悔感情には良い側面もある、とも述べられています。同じ失敗を繰り返さないための行動の改善につながったり、過去の経験を糧にして洞察力を高めることになる、ということです。

しかし、がん末期など、それこそ後悔感情を次に生かせる機会がない状況になった場合、人生の最後を後悔で終えることになっては目も当てられません。

がん治療の選択や、余命宣告を受けたあとどう過ごすかなど、人生の重要な選択を迫られたとき、どのような選択肢を選んだとしても、最後になって「別の治療方法にすればよかった・・・」「余命宣告なんて知らないほうがよかった・・・」とならないよう、行動経済学を観点にした対策案が提示されていました。

 

 医師以外の医療従事者も一読の価値あり

 

最後の章で、「他人を思いやる気持ちの強い人の方が、看護師に向いているとは言えない」とあったのですが、これも読んでいてすごく腑に落ちるものでした。

医師だけでなく、日々患者と接する医療従事者にもおすすめできる一冊だと思います。

 

 

 

1日手術入院をした結果、民間医療保険と高額療養費制度で約5万円の臨時収入となりました。

今年2月に、一泊の手術入院を受けました。その診断結果を、加入している民間の保険会社と協会けんぽに申請し、それぞれから給付金を受け取ることができました。

 

手術入院の記事はこちら。

ijidansi.hateblo.jp

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