医療情報男の日記

病院で医療情報システムの保守運用の仕事をしています。

Windowsの実務経験しかない医療系SEが、Linuxサーバを立ててPython製WEBサービスを公開してみた

 

この4月、5月は、例外的に本社勤務の日が何日かありました。新型コロナウイルスの影響で、常駐先への出勤日数が制限されてしまい、その間、やることがなくなってしまったため、上司と相談し、「常駐先への出勤がない日は、本社勤務とする」ということになったのです。

 

本社では、ファイルメーカーで納品する予定のプログラムの仕様書を書くなど、仕事をもらえることもありましたが、基本的には自習でした。今回、その自習の期間を利用して、以前から興味を持っていたPythonを学習することにしました。

 

6月以降はふたたび常駐先への週5日の業務となり、本社での自習はなくなったわけですが、引き続きPythonの学習は続けていました。そしてようやくDjangoというPythonフレームワークを利用したWEBサービスが公開でき、上司にも自習の成果として報告することができました。

 

「Medicareless Info」

www.medicareless.info

主に、病院や医療に関するインシデントやハッカー被害、不正問題などの海外ニュースを紹介するサイトです。(まだまだ細かい機能が実装できていませんが、メイン機能は動いているので、いちおう完成ということで・・・)

 

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ジョン・ウィンダム著「トリフィド時代」読了

最近は、医療でもITでもなく、ただの読書感想文ばかりになってます・・・

 

 

1951年初版の、SFホラー小説です。

70年も前の作品ですが、割と最近に日本語訳の新刊が発行されています。

 

SFといっても、宇宙人やUFO、超能力者などは出てきません。新種の植物が人間を襲うだけの話。

これだけだと全然怖くないのですが、この小説では、世界中のほとんどの人類が突然盲目になってしまい、パニック状態になったところから始まります。そんなパニック状態から、例の新種の植物「トリフィド」が、人間を襲い始めます。このトリフィドは、なんと3本足で歩行可能、3メートルほどの触手を持ち、その先端にある猛毒で打たれた人間はほぼ即死という恐ろしい生物。人類が目の見えるときから生息していたこのトリフィド、当時は食用植物油脂の採取のために農園に閉じ込められていました。たまに野良トリフィドがうろついていたとしても、銃などで簡単に駆除ができました。

 

この小説の面白いところは、目や嗅覚もなく辛うじて聴覚だけがあるトリフィドが平時では全く脅威ではなかったのに、人類が盲目になってハンデを追い、農園から脱走したトリフィド達が繁殖して数を増やしたことで、絶妙なパワーバランスが形成されるところです。街を徘徊する人々に、音もなく近づき、長いムチで襲いかかるトリフィド。しかも殺した人間の前に数日とどまり、肉が腐ったところで、なんとそれを食べるという・・・。

 

運良く盲目にならなかった主人公が、同じく目が見える人たちと、グループを組んだり、逆に抗争したりと、ゾンビものでよくある「本当に怖いのは実は同じ人間」という展開もあります。この作品、SFものというよりゾンビものといった方が近いかもしれません。

 

70年経った今の時代でも、全く違和感なく楽しめる内容でした。実際、海外では映画になったり、ドラマ化されたりと、相当人気があるようですね。

 

 

 

 

 

白井聡著「武器としての資本論」読了

ドイツの思想家カール・マルクスの「資本論」という、有名な著作があります。

 

 

しかし、作者の白井氏も本文中で、”大概の人は、第1章の最後までも行かないで、はや挫折してしまう運命にあります”と述べているように、決して万人向けではなく、内容は難解です。

 

資本論は、テレビやネットで見聞きしたことがある程度。しかし、この記事を読んでみて、この本が資本論を分かりやすく解説してくれて、なおかつ現代日本人労働者向けだと思い、購入しました。(資本論の日本訳版は、まだ今でもハードルが高い・・・)

 

労働者階級で、しかも医療人材派遣業にあり、自身も商品として売り出されている身です。常に常駐先から値踏みされている立場のなかで、ときどき息苦しさを感じていました。それは、この資本主義社会では、労働者はみな「商品」であり、生産性が全てという思想もあったからです。しかし、この書籍では、その思想に真っ向から「NO」と唱えます。「生産性や効率性、いくら稼いだかによって人間としての価値が決まる」という発想こそ、資本家階級(搾取する側)が労働者階級に仕向けた施策の結果であり、搾取される側を束縛している呪いだと言うのです。

news.yahoo.co.jp

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メモリ増設

メインのノートPCは8GBのメモリを搭載しており、決して基本性能は悪くない(Core-i7)のですが、最近、アプリケーションを多数同時に起動していると、動きがもっさりしているように感じます。

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そこで、思い切って楽天で16GBのメモリを購入しました。

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院内SEが活躍したドラマ「病院の治しかた ~ドクター有原の挑戦」

病院のシステム担当者は、仕事柄、あまり表舞台に立つことはありません。それは医療ドラマの世界も同じで、医師や看護師のように、主役や重要な脇役で出ることが少ないように感じます。

 

しかし、2020年1月に放送された、小泉孝太郎氏主演のドラマ「病院の治しかた ~ドクター有原の挑戦」では、日の目を見ることがなかった院内システム担当(院内SE)が活躍していました。

 

金メダリストのスピードスケーター小平奈緒選手が所属している病院をモデルとしたこのドラマは、従来の医療ドラマとは雰囲気が異なります。

 

主人公の有原院長が、病院の資金繰りや院内の組織改革に奔走するという内容で、患者さんとの話は多くありません。むしろ、総務や経理といった事務職との絡みが多く、そんななかで院内SEも(ほんのわずかですが)活躍の場が与えられていました。

 

www.tv-tokyo.co.jp

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