室井一辰著「受けてもムダな検査 してはいけない手術」読了
室井一辰著「受けてもムダな検査 してはいけない手術」を読みました。
多くのトンデモ医療本の中で、これはきちんとエビデンスのある事実に沿って書かれているため、信用に足る内容だったと思います。
エビデンスがある、と判断したのは、参考文献が多くの米国医療論文であったから。
アメリカの医療業界で盛んになり始めた「チュージング・ワイズリー」(賢い選択)の活動に影響を受けた医療ジャーナリストの著者が、日本医療の問題点を鋭く指摘しています。
今でこそセカンドオピニオンが一般的になりつつありますが、それでも、多くの日本人は主治医に対し「その検査、意味ありますか?」「この手術は私には不要なので受けません」などとは言えないのではないでしょうか。
それでいて、健康番組やサプリメント広告は盲目的に信じてしまう・・・。
この本は、そういった医療や健康の常識に対し「いちど疑ってみる」よう啓蒙しています。
世界の医療標準からみた受けてもムダな検査 してはいけない手術 (新書y)
- 作者: 室井一辰
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2019/01/10
- メディア: 新書
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2018年の確定申告
2017年確定申告に続いて、今回も確定申告をしました。
今回から、マイナンバーカードを使用したe-taxで申告書作成をすることに。
まずは画像のようなICカードリーダを購入。e-Taxサービスに自分のマイナンバーカードを認証させるまでが少し手間がかかりましたが、それでも前回のように広島市内の確定申告会場を何往復もするよりかは、ずいぶん楽でしたね。
前回は初めての確定申告ということと、仮想通貨取引の計算などで、ずいぶん四苦八苦しました。
申告会場に何度も足を運んだのは面倒でしたが、分からないことを会場の担当者さんに質問できたので、初回はやっぱり会場で正解だったのかも。
今回は仮想通貨取引の計算は最初から「Tax@Cryptact」で行ったのでスムーズでした。
申告をするための書類をかき集めると・・・
本業の源泉徴収票
楽天証券
XM
SBIFX
みんなのFX
ワンタップバイ
ウェルスナビ
フォリオ
住宅ローン控除
ふるさと納税
確定拠出年金
メルカリ
ラクマ
ランサーズ
クラウドワークス
コインチェック
コインEX
ビットフライヤー
ビットバンク
ビットポイント
GMOコイン
Binance
CoinExchange.IO
今回はこんなに項目が必要でした。
この中で、少し手間取った手続きが、住宅ローン控除です。
借り入れ先銀行から発行された残高証明書(原本)
建物・土地の登記事項証明書(原本)
建物・土地の不動産売買契約書(請負契約書)の写し
の3点の記載内容が必要でした。しかも、この3点は所轄の税務署に郵送しなければいけません。
もしこれらの原本をちゃんと保管しておかなかったら、申告が間に合わなくなって大変なことになっていたでしょうね・・・。
ひとまず、これで住宅ローン控除の手順が分かりました。
自分の場合、住宅ローン控除は10年間可能なので、残り9回もこの要領でやっていけそうです。
1泊2日の全身麻酔手術入院
2月22日~23日は入院していました
とある泌尿器科疾患の手術のため、2月22日から23日にかけ、広島市内の病院に入院していました。
特に自覚症状はなく、死に直結するような深刻な疾患ではありません。(画像では辛そうに見えますが)
手術は全く問題なく、一時間もせずに終了。翌日の午前中には退院できました。
入院前の2回の診察
手術の前に、泌尿器科で一回、麻酔科で一回の診察があり、平日二日分の有給休暇をもらって受診。
かかりつけの泌尿器科クリニックからの紹介状を持っていったので、選定療養費で数千円とられることはありませんでした。
今回のような全身麻酔手術では、事前準備として、心電図、呼吸検査、胸部レントゲン、血液検査、歯科の診察と処置、麻酔科の診察などがあります。
一日目は事前検査、二日目は麻酔科の説明と問診でした。
入院当日と手術
人工呼吸器を装着するので、口腔内の細菌が肺に入る術後肺炎などを防ぐ意味で、手術開始の一時間ほど前に歯科外来で口腔内ケアがあります。
月一回はかかりつけの歯科に診てもらっていたおかげか、歯周病や歯周ポケットの深さに異常なしとのことでした。
口腔内ケアは問題なく終わったのですが、へその掃除が難関でした…。切開口の近くなので、清潔にする必要があるとのこと。普段は表面だけ掃除しているのですが、今回は奥の奥まで徹底的にやられました(汗)このへその奥を触る感触がどうも苦手で、看護師さんに抵抗ヽ(`Д´)ノ
きっとカルテには「へその掃除 嫌がる」と書かれただろうな…
↑へそのゴマを掃除された直後。手術前なのにすでにグッタリ。
手術30分前に、コンタクトレンズを外します。
↑手術直前の様子。このまま寝てしまいたい。
手術自体は1時間もかからず終了。麻酔がすぐに効いたので、全く術中の記憶はありません。
麻酔から目覚めたら、すでに元の病室に居ました。最初は意識がまだ朦朧としていて、呂律も回らなかったのですが、徐々に感覚が戻ってきました。それと同時に、傷口の痛みも出てきます。
最初の数時間は痛みでほとんど寝たきりでしたが、夜には体が起こせるくらいにはなりました。
夜22がの消灯後、どうしてもトイレと歯磨きがしたくて、一人で男子トイレまで往復。本当は術後最初に歩くときは看護師さんの介助が必要だったのですが、手を煩わせたくないという思いから、単独行動。翌朝に看護師さんに事後報告しておきました。
手術翌朝に退院
朝は7時くらいに起きて、8時前に朝食。妻到着。
前日と比べるとだいぶ痛みはなくなっています。
9時半頃に主治医の先生に傷口を診てもらい、全く問題なしとのことで退院決定。
10時過ぎには手続きを済ませて、妻と一緒に病棟を出ました。
患者目線で電子カルテ運用を見てみた感想
入院した病院は、今常駐しているカルテベンダーの姉妹品の電子カルテを採用していました。直接のお客さん病院ではないのですが、ほとんど中身は一緒です。
普段はメンテナンスで触るだけの帳票や入力画面が、実際に目の前で使われてみると、妙な親近感があります。
手術の同意書やクリニカルパス用紙、入院診療計画書、退院療養計画書など、渡されるタイミングを知ることができて「なるほどここでか」と、一人でうなずいていました。
ただ、二度目の受診の最後に、会計窓口での入院説明のパンフレット提供と高額療養費説明、入院同意書を忘れられてしまったので、電子カルテと医事会計間の連絡事項に漏れがあったか、紙媒体での連絡に不備があったのかもしれません。
入院当日の病棟チームの皆さんの動きは、とてもスムーズでテンポ良い連携がされていました。
左手の甲に貼るペンレスを真っ先にしてもらい、最初のバイタル測定中に転倒転落アセスメントシートを書くあたり、効率が良いと思います。
次に、手術室の看護師さん、担当薬剤師さん、主担当医とは別の先生が入れ替わり立ち代わり説明に来られ、手術前の歯科口腔ケアまでに全ての説明を聞くことができました。。それぞれの担当者さんが、カルテを都度チェックされているんでしょうね。
今回のように、姉妹品とはいえ同じ電子カルテで運用している病院に、患者として外来診療、入院、手術、退院までの一連の流れを体験できたのは良い経験でした。
派遣はいつ切られても仕方ない
今のベンダーに常駐して、そろそろ1年が経とうとしてます。
昨年12月末、僕と同じように他社から派遣で常駐していたベテランスタッフさん(Mさん)が辞めてしまい、
派遣は僕一人になりました。
1月からは幸か不幸か導入案件がないので、ほぼ毎日事務所。残案件の対応や電話応対をして過ごしています。それでも、電子カルテや医事、介護システムの問い合わせ電話をほぼ一人で対応しているので、これがなかなか大変です。毎日残業が当たり前ですが、2名のベンダー社員さんも業務が忙しく、皆で遅くまで残っていることがザラですね。4月からはうちの会社からもうひとり増員が来てくれる予定なので、それまでの辛抱です。2名のベンダー社員さんには良くしてもらっているので、きっと新しい人も馴染みやすいでしょう。
ただ、僕自身は、ベンダー社員さん達とはどうしても「仕事仲間」という意識が芽生えず、
「お客さんと下請け」という距離で接してしまうところがあります。
特に最近はその距離が遠ざかってしまい、社員さん達との日常会話も減りました。
そういう距離感を抱いてしまった原因が、12月末に辞めたMさんの件です。
彼女は派遣で常駐していた7年間、多くの病院さんの案件対応や導入支援、操作研修などで頑張っていました。
12月末で辞めるということを聞かされたとき、自分で辞めたかったからなのか、契約が更新されなかったからなのかは聞けずじまいでした。
本人は続けたかったのか、それとも前々から今の仕事から離脱したかったのかは分かりません。
ただ、もし7年も頑張ってきた派遣社員ですら、会社都合で契約終了させられるとしたら、1年足らずの自分はいつ切られてもおかしくないでしょう。
そして、彼女が最後に出勤した日も、ごく普通の朝礼で、普通に終業を迎えただけで終わりました。
送別会はもちろん、ねぎらいの言葉もなく・・・。
7年も居た人なのに、こうも淡泊な見送りなのかと。
もしかしてこの人達は、派遣はいつでも取っ替え引っ替えできる道具としてしか見ていないのではないか、と思ってしまったくらいです。年が明けて1月からは、「いつ契約が切られても動揺しないように、もうこの人達に仲間意識は抱かないようにしよう」と決めて、淡々と仕事をこなすことにしています。
仕事上で支障はなく、普通に会話したり談笑したりはできます。その談笑の中で急に「もう明日から来なくていいよ」と言われても「あ、ハイ」と受け入れられるくらいの、無感動メンタルにしておきたいですね。
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2018年の振り返り
早いもので、もう2018年も終わりますね…
今年はほとんどブログ更新しませんでしたが、大きいイベントがいくつかありました。
2月 マイホーム購入
3月 引越と常駐先異動
4月 入籍
12月 新婚旅行
という内容です。
妻との二人(プラス犬二匹)の生活となり、大きく変わったのが休日の過ごしかたでした。一人暮らし時代は休みの日はグダグダ過ごしていましたが、妻と買い出しに出かけたり、犬をドッグランや散歩に連れて行ったりと、外出する事が増えました。
また、今年は全く資格試験やその勉強をしませんでした…
3月に常駐先が変わり、カルテベンダーに常駐することになったことも、大きいイベントのひとつでした。
これまでは病院に常駐し、その病院のシステム運用保守をしていればよかったのが、カルテベンダー常駐になってからは、複数の契約先病院や介護施設に関わることとなり、仕事量が増えました。
さらに、この12月末で別の会社から来ている派遣さんが辞めてしまったので、来年はもっと仕事が増えることに…
早く次の派遣さんが補充できれば良いですが、4月までは難しいみたいです(-_-;)
来年は仕事も頑張りたいですが、料理のレパートリーを増やすのも抱負にしたいですね。
冷蔵庫に残ったものからレシピを考えて作るスキルを磨いて、遅く帰った妻が料理しなくて済むようにしたいものです。
…ある意味、仕事より大事な課題かも(笑)