ぶれない人
うちの病院の喫煙所は、辺鄙なところにあります。
西病棟の1階勝手口を出たところにある、今は使われていない外階段の下。
外来の患者さんの目につかないところで、職員はひっそりと喫煙しています。
病院全体のなかで、喫煙する職員は5パーセントくらいの割合。
それでも、ここが病院の敷地内では唯一の喫煙場所のため、行けば誰かしら必ず人が居ます。
あと看護師さんに内緒でこっそり吸いにくる患者さんもいたりw
ここで昼食後に喫煙することが習慣になっていて、そのときによく一緒になる理学療法士さんが居ます。
その人はこの病院でなんと勤続25年(゚д゚)!
病院の最も古株の職員さんのうちの一人です。
理学療法士一筋で頑張っているその人は、中学生のときからリハビリの仕事を志していたそうです。
こういう人のことを、「ぶれない人」って言うんでしょうね。
喫煙所で、その人と話すことが、一日の楽しみのひとつになっています。