医療情報男の日記

病院で医療情報システムの保守運用の仕事をしています。

勤続38年の事業部長が退職されました

5月末で、勤続38年の事業部長が引退されました。

60歳が定年とは言うもの、個人的には、まだまだシステム事業部を盛り上げてほしかったなと思います。

また、部長は管理職でありながら、自身もプログラマーシステムエンジニアとして現場でバリバリと開発や導入支援もされており、まさに万能プレイヤーといった働き方をする人でした。

僕がこれまでの職場で見てきた50代後半のサラリーマンは、役職定年などの環境のせいか、消化試合のような働き方の人たちばかりでした。そんな人たちを見るたびに部長と比較し、「自分が50代後半になったときは、やはり部長のようになっていたい」とよく思ったものです。そしてもちろん、今もそう思っています。

 

それにしても、ひとつの会社で38年も勤め上げたというのは、いったいどんな感覚だったのでしょうか・・・。僕の年齢とほぼ同じと考えると、感慨深いものがあります。

ただ、最後の日にご挨拶したとき、とても清々しい表情をされていたので、きっと思い残されることはなかったのでしょう。

部長は退職後、個人事業主として仕事をされるとのこと。狭い業界なので、どこかで一緒にまた仕事ができると思います。

新型コロナの件もあり、送別会がなかったのは残念でしたが、どこかの案件でお会いしたときは、お酒の席を用意させてもらうつもりです。