ちきりん著「自分の時間を取り戻そう」読了
2016年発売の本です。
とにかく「生産性をあげるにはどうすれば良いか」を至上の課題としています。
印象に残った文面では、
- ベーシックインカムは、「生産性マイナスとなる労働者を働かせなくて良くなる」という点でも賛成。
- 過去にあったブラジル農業移民は、広大な農地に大量に農民を投入しようとした人海戦術を採用したのに対し、日本は狭い農地ばかりなので、いかに今の土地と資源で農作物を効率よく作るかを熟考した結果、機械化が進んだ。差し迫った課題があることで、強制的に生産性を上げる考え方になる一例。
- 仕事も家事も手を抜かない万能プレイヤーを目指すのではなく、家事代行や業務委託など、餅は餅屋にまかせて、自分の強みを活かせるものに時間を投入するほうが、全体としての生産性が上がる。
など。
また、ちきりんさんも、勝間和代さんと同じように家事IT化を推進しているようですね。
特に高性能ロボット掃除機の導入は、お二人とも大プッシュです。
(一時期は買おうかと思ったけど、留守中に犬のウ○チを引きずって部屋にまんべんなく塗り拡げた、という記事を見てから、手が出せなくなった・・・)
それにしても、この人の文章は本当に読みやすい!
ブログも面白いので、おすすめです。