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医療情報男の日記

病院で医療情報システムの保守運用の仕事をしています。

病院に勤めている喫煙者は早く禁煙すべき

仕事 医療

今の世の中、喫煙者は肩身の狭い存在となっています。

昔は病院にもたくさん喫煙可能場所があったらしい。屋上、職員用の裏口、職員の休憩室、職員用駐車場など、程よく分散されていたそうです。
それが今はどんどん縮小され、病院の敷地の外に追いやられてしまいました。それでも喫煙者はわざわざデスクから遠く離れた喫煙所に時間をかけて往復しています。
 
最近は患者さんからの苦情や投書も増え、職員はなるべく患者さんに見つからないよう、コソコソ吸いに行くようになりました。
 
そんな肩身の狭い思いをしてまで、なぜタバコを吸いたいのか。
医療従事者が勤務中でのタバコをやめられない理由は、おそらく下記の3つです。
 
 

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①ストレス発散と気分転換

 
医師はとにかく激務。日直や当直、急患対応など拘束時間は長いです。
勤務が終わってから一服しようなんてまず無理。
自分の診察や手術が終ったとき、ようやく至福の一服が味わえる。この一服を楽しみに、毎日の激務をこなしているのだと思います。
 
医師に限らず、看護師、技師などコメディカルもそう。
患者さんの対応からいったん離れ、ごくわずかながら自分の時間が持てる。
 
僕ら事務部門はいつでも吸いにいけるから逆にありがたみが無いですが…
 

②仕事の合間の息抜き

 
診察中や外来中、他の皆が忙しいなかでおおっぴらに休憩をとるわけにはいきません。しかし喫煙という名目となると、何故か許されるという暗黙の了解的なものがあります。
 
これを利用し、喫煙者はわりと自由に休憩を挟む事ができます。それも10分15分と長めの。職場内では人目がはばかられるスマホいじりも、喫煙所なら存分に楽しめます。
 
 
 

③異職種の人と顔見知りになれる

 
病院内では様々な部署や職種があり、お互いの顔も名前も知らない人がほとんどです。
喫煙所なら職種も関係なく同じスペースに居ることになるので、普段なら全く接点のない人とも会話する機会が生まれます。
だいたい喫煙所に来る人の顔と名前が一致し、簡単な会話くらいできる人もできました。
 
喫煙者は日陰に追いやられているぶん、喫煙所での同族の集まりで妙な連帯意識が芽生えたりするのでしょうか、わりと気さくに話しかけられます。
 
 
 
 
上記のような理由で、メリットはあるといえばありますね。
 
それでもやはりここは病院。
患者さんと接する仕事だし、今の病院は禁煙外来なんぞをやってたりする関係上、院内の喫煙者にはひときわ厳しいのです。
 
そして、かつては僕も喫煙者でした。
 
今でも飲み会の場では吸ってしまったりしますが、月に数回くらい。
勤務時間中もプライベートなときも、基本的には吸いません。
今にして思えば、この病院に配属になったおかげで禁煙に成功したと言えるかもしれません。
やはり病院で働くうえで、喫煙はデメリットのほうが圧倒的に多かったのです。
 

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①金と時間の無駄

 
1回の休憩を10分とし、その間に2本吸うとします。一日の勤務のうち3回吸いに行くとします。
これを一ヶ月の営業日数20日で掛け算します。
すると、
10 *3*20=600  600分なので、ひと月10時間ということになります。
ひと月の煙草休憩をなくせば、もう一日仕事できるくらいの時間が使えるのです。
またタバコ一本の値段は安くても20円します。
これも同じく一ヶ月計算すると、
20*3*20=1200    ひと月1200円発生しています。
ちょっとしたランチで定食&デザートくらいいける額ですね。
 
一ヶ月でこれだけコストをかけているので、年間通して考えると相当なものと言えます。
 
僕の場合、タバコ休憩に行く時間があれば少しでも仕事を消化して早く帰りたいという気持ちがあり、自然と喫煙所に行く回数が減り、自然消滅的に禁煙ができました。
 
それにやっぱりタバコ休憩に行っている間も、他の人は仕事をしているし、代わりに電話をとる羽目にもなり、何気に部署に迷惑をかけているはずです。
社畜のような考え方かも知れませんが、やはり同じ仕事をしているのに休憩時間が長い人とそうでない人がいるのはアンフェアだと僕は思います。
 

 

②院内でヤニ臭いのが目立つ

 
院内には年配の患者さんも多いし、非喫煙者の職員さんも多いです。
タバコ休憩から帰ってきた人は、それはもうヤニ臭くていけない。
中には不快な思いをする人も多しでしょう。
実際、院内に設置した匿名投書箱にもそのような投書がありました。
 
 

③仕事に活かせるような多職種交流ではなかった

 
喫煙所は、異文化コミュニケーションの場。
そう思っていた時期が僕にもありました。
 
しかし現実は違い、簡単な挨拶くらいしか話すことがなかったのです。
今の時代、スマホがありますからね。
みんな黙々とソシャゲやライン、ツイッターをやってるだけで、仕事の会話もほとんど無い。
 
仕事で役立つ有益な情報といっても、たかが10 分の休憩時間では引き出せるものも知れています。
本気でそういう話がしたかったら、それこそちゃんとした飲み会の場でじっくり話し合うべきです。
 
 
 
 
これらの理由から、僕は禁煙を決意し、実際に成功しました。(禁煙1年6ヶ月目)
タバコは百害あって一利なし。特に医療機関で働く人は。
 
でも飲み会の席だと・・・、吸っちゃうんだな、これが(禁煙できてないですねw いかんいかん)