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医療情報男の日記

病院で医療情報システムの保守運用の仕事をしています。

SQL Server 2014への移行準備

今の常駐先病院で動いている文書管理システムというのがあって、今度それのサーバをリプレースする話があがっています。

WindowsServer2005、SQLServer2008 R2 というスペックなので、まだなんとか戦える状態でした。ただ、サーバのハードウェアはもう8年も昔のものなので、さすがに老朽化が否めません。
そろそろサーバのリプレースをしてほしいと客先のシステム担当課長から依頼があり、ようやくウチの会社も重い腰を上げたわけです。

とりあえず今回のリプレースによって、WindowsServer2012 R2、SQLServer2014が導入されることになりそうです。
上司から与えられた僕のミッションは、「SQLServer2014のExpress版で、文書管理システムが正しく動くか検証せよ」
という内容。
文書管理システムのデータベースには、6.3Gバイトなデータが格納されており、Express版でもじゅうぶん対応できる容量です。
(もしExpress版でうまく動けば、そのままリリースしようという魂胆)

院内で64Bitマシンを探す

上司からは、院内に転がっている64bitマシンを見つけ、それで検証をするように、とのお達しでした。
さすがに今の時代のサーバは64bitがデフォルト。32bitサーバではすぐにガタがきてしまいます。

さっそく、院内で余っている64ビットマシンを捜索。
まずシステム課内で探してみたものの、64bitマシンは一台もありません。
電子カルテ用のマシンはほとんど32bitで、インターネット用デスクトップマシンも32bitが基本です。
次に放射線治療科と画像診断部にも相談したのですが、意外にも64bitマシンは遊んでおらず、借りられる端末は皆無でした。
あのあたりの部門にはハイスペックマシンが集まるものとばかり思っていたのですが、意外と普通のスペックのマシンで不自由していないそうで…。

そうなるともうサーバ用の筐体しかないわけですが、あいにくすべて稼働中。さすがに稼働中のサーバで検証するのは危険すぎます。

仕方なく上司にメールで相談し、今回は32bitマシンで検証することになりました。


SQL Server 2014 Expressをインストール


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マイクロソフトのサイトから、32bit用のイントーラをダウンロード。
SQL Server Management Studioでの検証が必要だったので、それらが同梱されているアドバンスバージョンにしました。


SQL Server Management Studioで検証


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SQL Server Management Studioを起動。
SQLServer構成マネージャーで、名前付きパイプを有効に。
肝心のMDFファイルをコピーしていないことに気づく。
現行のサーバをリモート接続し、そちらのManagementStudioから、文書管理テーブルをデタッチ。
すぐにアタッチするつもりが、なぜかsa認証エラーを喰らい、再接続に10分かかってしまいました…。この間、院内から文書管理システムが使えないと問い合わせ4件…。
こういう影響範囲の大きい作業はやはり大事をとって5時以降や夜間にするべきでした。
デタッチ後に、検証端末へMDFファイルをコピーし、ManagementStudioでテーブルをアタッチ。
そのままSQLServer認証を試し、接続成功。


検証端末のSQLServerでのインプット・アウトプット確認


文書管理システムのテスト環境を用意。
iniファイルのサーバー接続先を、検証端末に書き換え。
文書管理システムの利用者マスタにて、テスト利用者新規作成。
そのテスト利用者にて、各アプリケーションにログイン、データ更新。
ManagementStudioで、対象レコードが正しく更新されていることを確認。

これで、ひととおりの検証はできたかなと。

あとは本番環境である64bitマシンでちゃんと動くかどうかですが…。
サーバ移行作業までしばらくあるので、もう少し準備が必要ですね。