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医療情報男の日記

病院で医療情報システムの保守運用の仕事をしています。

電子カルテ院内講習会を開催しました。

12月26日金曜日、17:30から一時間程度、院内の大会議室にてあるスライド発表をしました。

 
演題は、電子カルテトラブル自己解決講座。
 
院内の新電子カルテもはや一年。ここらでよくあるトラブルのパターンがつかめてきたので、対処法の分かっているものについては、現場で直してもらい、システム課への問い合わせの分母を減らそうという魂胆で、今回の演題としました。
 
今回の発表にあたって、電子カルテに関する問い合わせの集計をしてみたところ、最も多かったのはオーダー関連だということが分かりました。
 
オーダーというのは、注文という意味そのままです。
お互いの診療部門をまたいで、患者さんへの診療をお願いする行為のことです。
 
例えば、内科から中央検査部門へ、患者さんの血液検査をして欲しいとお願いする場合、それは検体オーダーとなります。
 
また、入院中の患者さんに病院食を食べさせいときは、担当医は栄養科の管理栄養士に対し、食事オーダーというものを出します。
 
このように、院内には様々な部門があり、患者さんへの医療行為をそれぞれが依頼したりされたりしながら、診療が成り立っているわけです。
 
そしてこのオーダー情報というのは電子カルテシステム内でデジタルデータとして行き来しています。
オーダーの内容に不備があるとき、またオーダー発行のタイミング、患者さんの情報と不一致があったときなどに、システムはそのオーダーに対しエラーメッセージを返します。
こうして異常なオーダーを防ぎ、ユーザーに再確認を行わせる仕組みを持っています。
 
僕の所属しているシステム課には、こうしたオーダーのエラーをなんとかしてくれ、という依頼がよくあります。
たしかに、システム管理者権限ならどんなオーダーでも無理矢理通すことが出来ます。
 
しかし、一部の現場ユーザーは、オーダーのエラーが出たらシステム課に頼めば良いと思っているふしがあります。
オーダーがエラーになるのはシステムエラーではなく運用エラーなのに、なぜエラーになったかをよく検討せず、とりあえずオーダーが承認されれば良しとしている。。。
間違ったオーダーなら、その場で内容を修正すれば、きちんとオーダーは通ります。
オーダーがエラーとなる原因と対処手順を説明し、現場の人たちでオーダーミスを解消してもらえれば。
 
そういった意味で、今回の演題ではオーダーミスの修正方法を主な演題にしていました。
 
しかし、蓋を開けてみると、集まった人数はたったの13人・・・。
事前に院内に回覧文書も回していたのですが、年末の金曜日だったせいか、予想よりはるかに少ない人数でした・・・。
それでも参加してくださった職員さんは、熱心に僕の演題を聞いてくれ、アンケートにも快く協力してもらえたので、その点はすごく嬉しく思います。
 
今回の発表で、パワポフォトショップの勉強にもなったし、電子カルテの操作についても再確認できました。
また、自分のプレゼン能力の未熟さも十分に把握できましたw
自分自身の勉強という意味では、とても有意義なイベントだったと思います。
 
次はもっと人を集められる講習会にせねば。