先輩や上司より先に帰ることへの罪悪感
この手合の問題は、どこの業界でもあるとは思いますが・・・。
上司は平均残業時間は3時間。
先輩の平均残業時間は4時間。
僕も多分にもれず残業しているわけですが、平均残業時間は3時間弱といったところでしょうか。
今の職場に配属されてはや半年。
4月当初に比べ、僕に舞い込んでくる仕事の大半は、そつなくこなすことができるようになりました。
電子カルテに関する問い合わせは、電子マニュアルを読んだり、専用のカスタマーセンターに聞けばなんとかなります。
プリンタの印刷エラーや不具合は、現場に行って解決することがほとんど。
院内ネットワークの通信障害は、ipconfigとpingコマンドで障害箇所がおおよそ特定できるし、たいがいの場合ルータ再起動で解消することが多いです。
今のところ、僕が長期に抱えている案件といえば、FileMaker開発案件とVB6のシステムの不具合修正ぐらいなのです。
正直、いつも定時で帰ろうと思えば帰れるのですが、毎日遅くまで残業している先輩や上司の手前、さっさと帰るのはやはり後ろめたいというか、申し訳ないというか・・・。
なので結局、共有フォルダの各種マニュアルを眺めたり、外部インターネット用PCのメールボックスの整理をしたり、デスクトップ画面のファイル整理をしたり、ダラダラと時間を潰しながら過ごしているのですが・・・。
やっぱり本音は早く帰りたいのです。
本来は残業申請を事前に行い、本社から残業の許可がおりないと残業してはならないのですが、結局のところ申請自体しておらず、実質サービス残業の体をなしているわけです。
そこは仕方ないとしても、やはり残業してしまう最大の原因は、先輩や上司に嫌われたくないという気持ちがあるからです。
定時を過ぎたあと、先輩や上司は2chやネット、ゲームの話題で談笑していることが多く、僕もその輪に加わることで、互いの仲間意識を保てていると実感できます。
この仲間意識を壊したくないがために、不自然な残業をしているわけです。
こんな無意味な残業はしたくない。
先輩や上司がかかえている仕事を、僕にも分けてもらえないか訊いてみよう。