医療情報男の日記

病院で医療情報システムの保守運用の仕事をしています。

毎年お客さんが来てくれるとは限らない

来年度は、200人分、お客さんが減ることが確定しました。

毎年来てくださっていた、ある半導体工場さんが事実上閉鎖することになったからです。

今回のお客さんのところでは、早期退職者を募ったり、転職先を斡旋したりと、解散に向けての準備が進められているそうです。

 

今年度は、すでに8割以上受診していただいているのですが、来年にはもうその事業所の健診予約はなくなります。

 

全国で、半導体工場の閉鎖のニュースをよく耳にします。

人件費の安い海外に発注が流れてしまっているのでしょう。

 

この不況の中、いつお客さんの事業所がなくなってしまうか分かりません。

 

そんななか、上司からある依頼がありました。

前年度の健診実績データを作成し、得意先企業さんのために今年度分の健診予約枠をあらかじめ用意してほしい、とのこと。

いつもメールやファクスで、健診予約の依頼を受けるのですが、今回は、先に受診予約枠をおさえておき、先手を打って営業をかけ、「お客様のために、今年はこれだけ予約枠をご用意していますよ」と案内をします。

他の医療機関に受診者が流れないようにするのが狙いです。

 

健診のお客さんだって、予約がすぐとれて費用が安い医療機関があったら、そちらに行きたいのは至極当然でしょう。

 

うちの病院も営業や医療サービスにもっと力を入れないといけません。

 

残業はどんどん増えるけどね・・・(;・∀・)

Wikipedia: ね, in hiragana, or ネ in katakana, is one of the Japanese kana, each of which represents one mora.